有限会社加藤デンタルテクニック

口腔内の奥深い世界|歯科技工所が語る歯の秘密

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口腔内の奥深い世界|歯科技工所が語る歯の秘密

口腔内の奥深い世界|歯科技工所が語る歯の秘密

2024/05/09

口腔内には、我々が想像する以上に複雑な世界が広がっています。一見単純そうに見える歯も、内部には微細な機構が詰まっています。そんな歯の秘密を、歯科技工所のプロフェッショナルたちが教えてくれました。本記事では、口腔内の奥深い世界やその中心にある、歯の謎について探究していきます。

目次

    口腔内の秘められた道具たち

    歯科技工所には、口腔内に収まる様々な道具があります。この秘められた道具たちをしっかりと技術を持って製作することで、患者さんの治療をサポートしています。例えば、補綴物の場合、インプラント治療や義歯などの補綴物により、失われた歯や歯列を再現することができます。これらの補綴物は、一度装着すれば、患者さんの口腔内に長く留まります。そのため、患者さんの咀嚼や発音、口腔衛生などにも影響を与えるため、その品質はとても重要です。また、義歯などの補綴物には、様々な種類があり、詳細な製作プロセスが必要です。技工士は、患者さんの要望や状況に応じて、適切な補綴物を提供するため、常に技術を磨き、フォローアップも怠りません。まさに、歯科技工所には、口腔内で使用される秘められた道具たちがあり、それを製作する技工士が、患者さんの健康をサポートする存在として、活躍しています。

    歯科技工士が明かす虫歯のできる仕組み

    虫歯とは、歯にあるエナメル質・象牙質に細菌が繁殖してできる病気です。虫歯を防ぐには、定期的な歯みがきや歯科医院での検診が必要ですが、虫歯ができる仕組みを知ることも大切です。虫歯を引き起こすのは、歯にあるプラークと呼ばれる細菌の膜です。プラークは、歯に付着した食べカスを餌に繁殖して、酸を発生させます。この酸によって、歯の表面のエナメル質が溶け出してしまい、穴が開いてしまいます。穴が開いた歯の内部にもプラークが入り込んでしまい、さらに進行すると、痛みや感染症を引き起こし、歯を失ってしまうこともあります。虫歯を防ぐためには、プラークを効果的に除去し、酸にさらされにくい歯を作ることが大切です。口腔内の清潔を保つためには、歯磨きの正しい方法を知り、歯科医院でのレギュラーチェックが欠かせません。歯科技工士としても、虫歯の予防と治療について患者さんにアドバイスをすることができます。

    噛む力に耐えるために必要な補綴材とは?

    歯科補綴材は、患者の噛む力や食事の際の力に耐えることが求められます。補綴材は、患者にとって機能的かつ快適な治療を提供するために重要な役割を果たしています。 噛む力に耐えるためには、強度が求められます。金属補綴材は、強度が高く、たくさんの噛む力に耐えることができます。また、審美性を求める場合には、セラミック補綴材が適しています。セラミックは、天然歯に近い色を出すことができ、審美的な効果が期待できます。 さらに、患者の口内状態に合わせた補綴材の選択が重要です。たとえば、根の残っている歯には、部分的な入れ歯が適しています。一方で、すべての歯が欠損している場合には、義歯が適しています。 患者の個別の状況に応じて、歯科医師や歯科技工士は、最適な補綴材を選択する必要があります。適切な補綴材を選択することで、患者の噛む力や口内状態に合わせた治療を行うことができ、快適かつ機能的な治療を提供することができます。

    歯の根っこにある大事な器官“歯髄”とは?

    歯科技工所で働く私たちにとって、歯の根っこにある大事な器官“歯髄”とは非常に重要なものです。歯髄は、歯の中心に位置し、血管や神経が通っている部分を指します。歯の神経は歯髄に存在し、歯を感覚する重要な役割を担っています。歯髄が健康であれば、歯に痛みを感じることはありませんが、歯髄に炎症が起こると、歯に強い痛みを感じるようになります。また、歯髄が死んでしまうと、歯の色が変わるなどのトラブルが起こってしまいます。私たち歯科技工所では、歯髄の状態を診断して、必要に応じて治療を行っています。歯科医師や歯科衛生士と協力して、患者さんの口の健康を守っているのです。

    口腔内の健康を守るための適切なブラッシング方法とは

    口腔内の健康を守るためには、適切なブラッシング方法が必要不可欠です。詳しくは、歯科技工所でのカウンセリングを受けることをお勧めしますが、一般的なポイントをご紹介します。 まず、ブラッシングは1日2回、朝晩の食後に行いましょう。ブラシには柔らかい毛のものを選び、歯ブラシには適度な硬さと、磨きやすさのあるものがおすすめです。歯面をキレイにするだけでなく、歯と歯の間や奥歯の溝、歯肉と歯の境界部分、舌裏側なども丁寧に磨くようにしましょう。 また、糖分や酸性飲料を摂るたびに、歯ブラシで磨いてから時間をおいてください。食後すぐに磨いてしまうと、飲み物や食べ物中の酸が歯の表面に追い打ちをかけ、歯を傷つけてしまうこともあります。時間を置くことで歯を保護することができます。 そして、ブラッシングだけでなく、フロスや歯間ブラシの使い方にもこだわりましょう。歯間のプラーク(歯垢)を取り除くことで、虫歯や歯周病予防につながります。 以上、歯科技工所からのアドバイスでした。ご自身の歯と口腔内を、適切な方法で丁寧にお手入れしましょう。

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